10月某日、増上寺にて少し早めの七五三参りをしてきました!
初めての七五三。着物・カメラマン・ご祈祷の予約などの準備が多くて当日まで不安でしたが、無事に終わったのでレポートしていきたいと思います。
次の7歳の七五三もぜひ増上寺でやりたいなと思うくらいおすすめです。
「増上寺の七五三法要の様子ってどんな感じだろう?」
「おすすめの写真スポットはある?」
「当日の流れをイメージしておきたい」
など、悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください!
増上寺での七五三のイメージを膨らませて、楽しく穏やかなお祝いの日を過ごしてもらえたら嬉しいです。
七五三の準備編はこちら!
増上寺ってどんなお寺?
増上寺は東京都港区に位置するお寺で、浄土宗の七大本山の一つです。
600年もの歴史があり、徳川家康公ゆかりの菩提寺として知られています。
徳川家康公ゆかりの秘仏「黒本尊」を祀り、「勝運」のお寺として親しまれていて、東京タワーをバックとした美しいロケーションの地としても人気があります。
増上寺 | |
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住所 | 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35 |
電話番号 | TEL:03-3432-1431/FAX:03-3432-1437 |
アクセス | JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分 都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分 都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分 都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分 東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分 |
七五三法要の日時 | 10月1日~12月19日(午前10時、12時、午後3時) 1月17日~9月30日は12時のみ |
冥加料 | 10,000円(御札・御念珠・御守・千歳飴授与) |
事前申し込み | 要(1週間前までの予約が必要) |
増上寺での七五三をおすすめするポイント5つ
増上寺での七五三法要に関しておすすめのポイント5つを解説します。
予約はオンラインで完結
七五三の法要の予約は、増上寺公式HPから簡単にオンライン予約ができます。
七五三のシーズンである10月1日~12月19日の期間は
①10:00〜
②12:00〜
③15:00〜
の時間から選んで、あとはフォームに必要事項を入力すればOK。
申し込みをすると予約確認のメールが届くので、それで予約完了です。
七五三法要の日程が決まったら、パッとオンラインで予約できるのは非常に便利でした。
もし「申し込んだのに予約確認のメールが来ない」という方がいたら、ぜひ迷惑メールBOXを確認してみてください。
我が家も確認メールが来ないなーと電話して聞いてみたら、迷惑メールBOXに入ってしまっていました。(よくあることだそうです!)
冥加料はのし袋不要!クレジットカードOK
一般的に冥加料や初穂料、ご祈祷料などと呼ばれるお金は、のし袋に入れてお渡しすることがほとんどですよね。
でも増上寺はのし袋不要。現金でそのまま、もしくはクレジットカードで納めることができます。
事前にのし袋を用意するという準備が省けて、便利。
古い歴史のあるお寺ながら、柔軟な対応をしていただける珍しいお寺だと思います。
法要中も写真撮影OK
※お写真は法要中ご自由にお撮りいただいて結構です。
と増上寺公式HPにも記載があるように、写真撮影はOK。事前の許可も不要でした。
今回の法要では私たち以外の参拝者がいなかったため、和尚さんからカメラマンの方に「自由に撮影していただいて結構ですよ」と声をかけていただきました。
そのおかげで、ご祈祷中の写真もたくさん撮ってもらうことができました。
東京タワーが映える豊富な撮影スポット
増上寺は背後には東京タワーが映る、絶好のフォトスポットです。
港区の高層ビルや東京タワーが背景になる、”これぞ東京!”という写真が撮れます。
カメラマンさんが教えてくれたフォトスポットのうちいくつかをご紹介します。
①大殿をバックに
②大殿の階段を上がって右側の軒下奥のスポット
③安国殿の七五三の看板の前で
このように、増上寺はお寺自体の歴史の深さや美しさだけでなく、東京タワーも映すことができるという点でロケーション撮影にもってこいの場所でした。
子どもに優しい法要
法要中、和尚さんは子どもにもわかるように難しい言葉を使わず、簡単な言葉でお話をしてくださいます。
「お友達と仲良く、お父さんお母さんの言うことを聞いて、困っている人がいたら助けましょう」というようなお話しを、子どもの目を見てしてくださいました。
恥ずかしがり屋な娘もしっかりとお話を聞いて「はい!」というお返事もできました。
お札やお守り、数珠、千歳飴を子どもに授けてくださり、娘も嬉しそうに受け取っていました。
大人向けの難しいものではなく、子ども自身が参加できる法要で、娘にとっても記憶に残る時間になったと思います。
【増上寺で七五三】当日のタイムスケジュール
我が家は、10月の平日15時からの法要を予約していました。参考までに当日のスケジュールをご紹介します。
今回は娘、夫、私の3人が着物を着ました。着付け師の方に家に来ていただきリラックスしながら着付け開始。子どもの着物の着付けのポイントは、苦しくならないように紐は背中で留めることだそう。
おにぎりを食べるなどのんびり過ごしながら交代で着付けてもらい、全員分の着付けが完了。
食事はなるべく着物が汚れず片手で食べられるもの(おにぎりやパン)がおすすめだと感じました。
娘が早く出発したい!とグズったので早めにタクシーで増上寺へ。
カメラマンと合流するまでに自分のカメラでも撮影。
この時点ではまだ娘にはスニーカーを履かせ、なるべく疲れさせないようにします。
カメラマンの方の勧めで、ご祈祷前をメインに撮影スケジュールを組みました。
理由は、ご祈祷後だと疲れたり飽きたりしてしまうから。
そのおかげで娘も飽きずに撮影に臨んでくれました。
20分前に安国殿に移動、クレジットカードで支払いを済ませます。
和尚さんのお話を聞いて、しっかりと主体的に参加できました。参拝者全員、お焼香もあげました。
終了後は、授与していただいた千歳飴や数珠を持って記念撮影。タクシーで帰宅。
当日はこのような流れでした。
そのほか七五三の準備や持ち物、事前に知りたかった!という七五三成功のためのポイントはこちらで詳しく解説しています。
七五三参りを成功させるために
法要の予約は早めにして混雑を避ける
一般的に七五三のお参りは11月15日に行いますが、その前後だと大変混み合います。
スケジュールが合うなら、混雑する時期をずらして早めに予約することをおすすめします。
お寺内が混んでいると、写真撮影のときも他の人が映ってしまいますし、法要の時間が伸びる可能性もあります。
そのため我が家では少し早めの10月に実施することにしました。
その結果、法要も我が家1組、撮影も混み合うことなく終えることができました。
法要は混雑する時期をずらし、なるべく早く予約することがおすすめです。
大人は多ければ多い方が良い
今回、娘+私・夫+両家の親で参加したのですが、大人の数は多いに越したことはないと実感しました。
着付け師の方に「着崩れしないように、ママはなるべく抱っこを控えてくださいね!」と言われていたので、抱っこはパパや両親に代わってもらい、親には荷物を持ってもらうなどしていました。
大人が多くて大助かりでした。
祖父母など大人が多ければ多い分、パパママにかかる負担は減ると思うので、なるべく参加してもらえたらよいと思いました。
子どもは前日に睡眠をたっぷり取っておく!
朝から着付けなどの支度をしていると、子どももいつもと違う雰囲気を感じ取り、テンションが上がって疲れやすくなります。
万一疲れてしまっても法要の時間帯によってはお昼寝をできない可能性もあります。
そのため前日はなるべくたっぷり睡眠を取れるよう調整し、当日機嫌よく過ごしてもらうことが成功の鍵になるでしょう。
まとめ:増上寺で一生の思い出を
増上寺での七五三参りは、娘のこれまでの成長を振り返ると同時に、いつも助けてくれる家族や友人、周りの方への感謝を感じられる思い出深い1日となりました。
娘が7歳の七五三も、ぜひ増上寺にお世話になりたいと思うほど良い経験でした。
七五三の準備や持ち物、事前に知りたかった!という七五三成功のためのポイントはこちらの記事でご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。