ザ・リッツ・カールトン日光は2020年栃木県日光市の中禅寺湖のふもとに開業。ブランド初の温泉大浴場を備えたホテルとしても話題になりました。
そんなリッツ日光に、2024年9月、2歳の子どもを連れて家族3人で宿泊してきました。
そのときの体験を子連れならではの目線でレポートしていきたいと思います!
実は娘が0歳9ヶ月の頃にも1度宿泊したので、今回で2度目の訪問。
「赤ちゃん連れ」と「幼児連れ」の2つの視点からホテルを紹介していきたいと思います。
この記事を読めば
- 子連れに嬉しいサービスは?
- キッズメニューは何がある?
- 離乳食の持ち込みはOK?
- 子連れでもリラックスできる?
- 子どもが楽しめるアクティビティはある?
などの疑問が解決します。
ぜひ最後までご覧ください!
ザ・リッツ・カールトン日光ってどんなホテル?
ザ・リッツ・カールトン日光は栃木県日光市に2020年7月に開業したラグジュアリーホテル。
中禅寺湖のそばに位置し、日本百名山の一つでもある男体山の絶景も楽しめるという自然豊かな土地にあります。
また、ザ・リッツ・カールトンブランドとしては世界で初めて温泉施設が備えられたことや、7000円を超える豪華な朝食があることでも有名です。
ホテルまでのアクセス
【住所】栃木県日光市中宮祠2482
【電話番号】0288-256666
【公式HP】https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/tyonz-the-ritz-carlton-nikko/overview/
私たちは車でホテルまで向かいました。
ホテルまでにある「いろは坂」という坂がかなりグネグネしていて酔いやすいです。
心配な方は酔い止めがあるといいかもしれません。
電車で行く場合は、JR日光駅・東武日光駅より東武バスで40分。「ザ・リッツ・カールトン日光」で下車します。
チェックイン
15時過ぎにホテルに到着し、チェックイン。ウェルカムドリンクをいただきました。
冷たいお茶と甘納豆、子どもにはアップルジュースをもらいました。
ホテル周辺のクマの目撃情報は?
日光市はクマの目撃情報が多いとニュースで見て心配していました。
スタッフの方に聞いてみたところ、
「ホテルの周辺ではクマの目撃情報はない。ホテルスタッフでクマを見たという者もいない。ただ念の為、夜中に出歩かないようにだけ注意してほしい。」ということでした。
元々ホテルにこもってリラックスする予定だったので出歩く予定もなかったのですが、
ホテルの周りを散歩中、たまたまホテルの敷地内でサルに遭遇!(日光に来た!感ありますよね)
自然豊かな日光なので当たり前ですが、野生動物がホテルの近くにいるということは間違いありませんね。
お部屋について
今回泊まったお部屋は中禅寺湖ビューのお部屋です。
まず、部屋に入ってすぐに子連れに嬉しいポイントが!「靴を脱いで部屋に上がる」スタイルです。
「赤ちゃんをハイハイさせられるお部屋」って子連れにはありがたいですよね。
0歳のときの娘と来たときは、マスターしたてのずり這いで部屋をくまなくチェックしていました。
内装は和モダンですっきりシンプル。それでいて洗練されていて落ち着くデザインで、テンションが上がります!
入り口に入るとすぐにソファーコーナー。
お部屋から中禅寺湖が見えます。
ちょっとした盆栽が置いてあるなど、細かいところにも和を感じられます。
エスプレッソカプセル以外は有料のドリンク・スナック。
ミニバーです。
お風呂の仕切りを開けると、ソファ側とつながります。
夜にトーンダウンサービスでバルコニーのキャンドルをつけてくださいました。
バルコニーは、子どもが寝たあと夫婦の時間を過ごすのにぴったりです。
ウェルカムスイーツ
部屋に入るとウェルカムスイーツとフルーツが置いてありました。
日光らしいサルの最中。中身はチョコクリームでした。
シャインマスカットと巨峰も、実が大き甘くておいしかったです。
お風呂
家族みんなで入れる十分な広さのお風呂です。
バスソルトも用意されていたので、子どもが寝てからお部屋のお風呂にもゆっくり浸かって満喫しました。
大浴場の温泉は、おむつの取れた子はOKということで、娘と一緒に温泉に入りに行きました。
でもまだオムツのお子さんが一緒でも、このお部屋のお風呂なら家族みんなで入ってリラックスできます。
ザ・リッツ・カールトン日光の子どもの温泉利用に関するポリシーはこちら。
トイレトレーニングの完了しているお子様はご利用いただけます。おむつが取れていないお子様の温泉入浴はご遠慮いただいております。また、水遊びおむつを着用してのご入浴もご遠慮いただいております。
https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/tyonz-the-ritz-carlton-nikko/spa/
ベッド
前回に引き続き、子どもとはキングサイズのベッドに添い寝するスタイルで過ごしました。
もちろんベビーベッドもリクエストできます。
2年前に来たときはベッドガードをつけてくださっていました!
ただベッドが高く、ガードが浅い感じはありました。子どもの落下が心配で大人2人の真ん中で寝かせたので、正直必要なかったかなと思います。
子どもとの添い寝は、
大人2名が宿泊する場合、小学生以下1名と未就学児以下1名の2名までは添い寝OK。
小学生以上の子ども2名以上は2部屋の予約が必要。
となっています。
詳しい子どもの添い寝の条件は、ザ・リッツ・カールトン日光公式HPのこちらを参照してみてください。
子ども用アメニティ
チェックインのときに子ども用のアメニティをもらったので開けてみました。
かわいらしいスリッパ、ボディスポンジ、歯ブラシの3点が入っています。
0歳の頃には履けなかったスリッパを履いている…。成長を感じました。(しみじみ)
リッツ日光はキッズメニューも豊富!食事について
インルームダイニングなら誰にも気を遣わなくて最高
子どもを連れてレストランで食事するときは、グズったりしないか気を遣ってしまいますよね。
そんなときはインルームダイニングがおすすめです。
我が家も1日目の夕食はお部屋で食べました。
結論、周りや時間を気にせず楽しめるインルームダイニングは最高!でした。
キッズメニューも頼んだので紹介していきます。
キッズメニュー
リッツ・キッズメニューは2歳から12歳までの子どもが注文できます。
今回「オーガニックトマトソーススパゲティ パルメザンチーズ、フルーツゼリー(ドリンク付き)」¥2,300を注文しました。
飲み物はフレッシュオレンジジュース・アップルジュース・ミルクから選べます。
私も味見してみたんですが(というか娘の残りを食べた)、パルメザンチーズをたっぷりかけたトマトパスタは大人が食べても美味しかったです。
オレンジゼリーも、オレンジの味が濃くておいしい。「キッズメニューだからと侮ることなかれ」な贅沢なお味でした。
ちなみに9ヶ月の離乳食期に来たときは、食べ慣れたレトルトの離乳食を持ち込ませてもらいました。
温めをお願いしたところ、わざわざ木の器に移し替えてお水やおしぼりと一緒に持ってきてくださいました。
さすがザ・リッツ・カールトン日光!
大人用メニュー
つづいて大人が食べたものはこちら。
ザ・リッツ・カールトン日光 黒毛和牛バーガー ¥4,400
一口噛んだだけでわかる高級食材感!ホテル独自の餌で育てられたという栃木県産のビーフのパティは、バンズと新鮮な野菜と相性バッチリ。ポテトもカリカリ、少し濃いめの味付けで、手が止まりませんでした。
栃木県産牛ビーフカレーとグリーンサラダ ¥4,400
中辛程度の辛さのカレーで、お肉がほろほろと口の中で消えてしまうほど柔らかく絶品!
子どもがポテトばかり盗み食いしようが、食事中に部屋をウロウロしようが、誰にも気を遣うことなく夕食を噛み締めることができ、大満足のインルームダイニングでした。
ラグジュアリーな朝食は果敢にもレストランで
次の日の朝食は、張り切ってレストラン「日本料理byザ・リッツ・カールトン日光」に行くことにしました。
夫がボンヴォイ会員なのですが、ボンヴォイ会員の子どもはビュッフェ台のものは無料でいただけるということで、大人2名分のみ注文しておきました。
和食と洋食をシェアできるように一つずつオーダー。
子どもにはキッズチェアとプレートなどが用意されていました。
朝食は栃木県産の食材がふんだんに使われていて、どれも美味しかったです。
娘はビュッフェ台からミルク、ミューズリー、我々の朝食から目玉焼き、ソーセージ、鮭などを食べました。
前回の朝食の時は片側ソファーの席に案内してもらい、快適に過ごせたのですが今回はカウンター席に。
同じカウンター席には若いカップルやご夫婦が座っていらっしゃり、近くの席にはファミリー層(同志)がおらず。
ご迷惑をおかけしないよう、娘の機嫌をとりながら無事に完食し、退散しました。
リッツ・キッズのAdventure Passport参加でアイスがもらえる!
チェックインのときに子どもが楽しめるアクティビティ「Adventure Passport」というものを渡されました。
もらえるヒントをもとにホテル内でライオンのスタンプを3つ集めるというチャレンジです。
ホテル内を散策しながらスタンプのある場所まで目指します。
娘もノリノリで参加し楽しんでいました。
3箇所でスタンプをもらったら、チェキで写真を撮ってくださりパスポートの裏に貼ってもらえました。
そのあとはロビーでアイスをいただき、子どもも大満足でした。
こちらのアクティビティの他にも、リッツキッズという子供向けアクティビティが充実しています。
リッツキッズの一例(ホテル公式HPより)
- 「日光猿のかくれんぼ(無料・毎日開催)」
- 「手持ち花火(無料・土日開催)」
- 「星空たんけん隊(無料・平日のみ開催)」
なかでも部屋の中に子ども用のテントをはってくれる「秘密基地体験(有料)」がとっても楽しそう!
リッツキッズは4歳〜12歳の子どもが対象なので、もう少し子どもが大きくなったらぜひ参加させてあげたいなと思いました。
まとめ
この記事では、ザ・リッツ・カールトン日光に子連れで宿泊した体験を「子連れ目線」で
- お部屋
- 食事
- アクティビティ
に分けてレポートしました。
結論、またザ・リッツ・カールトン日光に子連れで泊まりたい!
赤ちゃんや幼児を連れていても、インルームダイニングやリッツキッズなどを活用することで、大人もまったりと過ごすことができラグジュアリーな気分に浸ることができました。
今後ザ・リッツ・カールトン日光を訪れる方の参考になれば嬉しいです。