小さなお子さんを連れての飛行機は不安がつきもの。「子どもが泣いて迷惑をかけてしまったらどうしよう」「何を持っていけばいいのかな?」と、悩んでいませんか?
飛行機に乗り慣れている人でも、小さな子どもと一緒だと同じように悩むことが多いものです。
そこでこの記事では、元客室乗務員で一児の母である筆者の実際の経験をもとに
- 子連れ飛行機で使える便利グッズ(快適グッズ編、おもちゃ編、その他)
- 機内に何を持っていくべきかを決めるポイント
をご紹介します。
今回は、オムツやミルクなどの基本的な持ち物以外の便利グッズのみを厳選しました。

赤ちゃん連れフライトの基本的な持ち物も知りたい!という方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
>>>関連記事【保存版】赤ちゃん連れフライトに必要な持ち物&機内での過ごし方 | まゆしらべ ↗
- 子どもとの飛行機、何を持っていけばいいのかわからない
- 少しでも機内で快適に過ごせる便利グッズを知りたい
子連れ飛行機の便利グッズ【快適グッズ編】
子どもは、飛行機という慣れない環境では「寝にくい」「飽きてしまう」といった理由から泣き出してしまうことも。
子どもも大人もご機嫌で過ごすための「快適グッズ編」からご紹介します。
フットレスト


長距離のフライトには欠かせないフットレスト。
エコノミークラスの座席でも、ベッドのようになって足を伸ばせるのでぐっすり寝てくれるようになります。
有名どころではスーツケースタイプのJetkids、エアークッションタイプのFLY-TOTなどがあります。


個人的には荷物を増やしたくないので、エアータイプのフットレストがおすすめ。コンパクトなので持ち運びしやすいです。
我が家で愛用中のフットレストはこちら↓安くて軽いし正直こちらで十分です。


子ども用ヘッドホン


機内のスクリーンやタブレット端末でアニメなどを見せるときに、あると便利なのが子ども用ヘッドフォン。
機内のイヤホンは大きくて子どもの耳に入らないため、必ず子ども用のものを持参しています。
キッズ用のヘッドフォンは、耳への悪影響を防ぐ音量制限機能がついているものが多く、音量を最大にしても85デシベル程度に抑えられるので安心です。(日常会話や掃除機などが60~75デシベル)


うちは主に機内でしか使わないのでこちらの有線ヘッドフォンを使っています。普段の生活でも使う場合は変換ジャックがあると、いろんな端末で使えて便利でしょう。
ブランケット
機内の温度は22〜26度で設定されることが多く、人によっては肌寒く感じることもあるでしょう。
温度や湿度に敏感な赤ちゃんや小さなお子さんのためにブランケットが一枚あると安心です。
授乳期のママさんには授乳ケープと兼用できるブランケットがおすすめ。



兼用できるものは兼用にして、荷物はなるべく少なく。
これが子連れフライトのコツ!
布製抱っこ紐


こういった布製の抱っこ紐は機内で使うのにピッタリです。
ガッチリした抱っこ紐は着脱も大変な上に場所も取る。つけているだけでも重みがあるので肩が凝ってしまいませんか?
布製の抱っこ紐なら軽いので肩への負担にもなりませんし、コンパクトなのでたいした荷物にもなりません。
赤ちゃんが泣いたらサッと使えて、使わないときにそのまま着用していても気にならないデザインなのも嬉しいポイント。
チェアベルト
チェアベルトを大人の腰に装着すれば子どもをホールドでき、両手が自由に使えるようになります。
元々これは大人の椅子に取り付けてキッズチェアに早替わりするというアイテムです。


腰が据わって間もない6〜7ヶ月前後の赤ちゃんは好奇心旺盛でいろんなものに手を伸ばす時期。だけどどこか不安定で支えが必要ですよね。
このチェアベルトを使えば、座席から落ちる心配やテーブルに頭をぶつける心配はないので、両手で何か作業しいときや食事をとりたいときに使えます。
イヤープレーン
イヤー プレーンは、気圧の急激な変化による耳の不快感を軽くしてくれる耳栓です。
赤ちゃんや小さいこどもは気圧の変化で耳がキーンと痛くなって、泣いてしまうことがよくあります。
0歳の赤ちゃんには授乳やゼリードリンク、1〜3歳の子どもにはお菓子やジュース、キャンディーをあげて耳抜きすることが有効です。
しかし、
- 耳抜きのタイミングがわからない/ずれる
- 子どもが飲み物を飲みたがらない
ということもありえます。
耳に入れておくだけで気圧による耳の痛みやグズリを軽減してくれます!
子連れ飛行機の便利グッズ【おもちゃ編】
タブレット端末
子連れの飛行機にはもはや必需品とも言えるタブレット端末。
我が家では「機内という特殊な空間では、頼れるものには頼ろう!」というスタンスなので、グズったらタブレット端末で何か見せます。
あらかじめビデオやゲームをダウンロードしておき、オフラインでも楽しめるものを揃えておきましょう。
絵本
タブレットに頼り過ぎたくない、というに方はやはり王道の絵本もおすすめ。
持ち運びに便利なミニ絵本や、布絵本なら何冊か持っていっても荷物になりません。


ただ2~3歳以上になると一度読んだら飽きてしまう子もいるので、お気に入りの絵本か新しい絵本を用意しておくのが良いかもしれません。
シールブック


赤ちゃんには早いですが、1歳以上のお子さんがいるならシールブックもおすすめです。
100円均一などで大量に購入しておいて、小出しにして渡すと楽しんで遊んでくれます。
ファットブレイン
ファットブレインとは吸盤がついたくるくる回るおもちゃで、ハンドスピナーのようなものです。
テーブルや壁にくっつけて回転させると、子どもが夢中になって遊んでくれます。
噛んでも安心のシリコン製で、歯固めにもなるので生後6ヶ月頃〜の赤ちゃんにピッタリ。フライト以外でも大活躍してくれるアイテムです。


子連れ飛行機の便利グッズ【意外と必要なもの編】
ストローマグ


逆さまにしてもこぼれないこのマグは、娘が小さい頃本当にお世話になったアイテムです。
機内の紙コップにジュースをもらい、ストローと蓋をつけてもらったとしても、密閉されているわけではありません。紙コップなので何かの拍子にこぼれたら、、、大惨事です。
このストローマグに入れてもらえば(もしくは自分で入れ替えれば)、子どもが寝転んで飲んだとしてもこぼさずに飲めます。
飲み残しを入れておけば、子どもの突然の「のどかわいた」にも対応できます。
ジップロック
ジップロックは軽くてかさばらないのに、いろんな用途で使える優秀なアイテム。
- 荷物を小分けにして入れる収納として
- ミルクや離乳食などの液体の持ち込みに
- 嘔吐やうんち漏れなどで汚れた衣類入れに
このように機内のさまざまなシーンで使えて便利です。
何を持っていくべきかを決めるポイント


子どもとの飛行機に乗るとなると、漠然とした不安から「あれもこれも!」と荷物が多くなりがち。そうならないために機内でお子さんがどう過ごすかを知って荷物を厳選しましょう。
下記のように、フライトの時間帯と長さから荷物を選んでみてください。
朝〜昼発のフライトは起きてる時間が長い=おもちゃ多め


日中に出発するフライトでは、遊んで過ごすことが多いと思います。そのため、シールブック、絵本、タブレットなどのおもちゃを中心にパッキングしましょう。
短いフライトならフットレストなどの快適グッズの出番は少なめなので、持っていかなくていいことが多いです。
夜発のフライトは寝てる時間が長い=快適グッズ多め


夜発の機内では寝ることが中心になります。フットレストやブランケットなどの快適グッズを持ち込んで、睡眠環境を整えることを優先して荷物を選んでみてください。
このように、飛行機の出発する時間帯や過ごし方から持ち物を選ぶと良いでしょう。
まとめ:子連れ飛行機は便利グッズをフル活用しよう!
ここまで、子連れの飛行機で持っていると嬉しい便利グッズをご紹介してきました。
【快適グッズ編】
フットレスト
子ども用ヘッドホン
ブランケット
布製抱っこ紐
チェアベルト
イヤープレーン
【おもちゃ編】
タブレット端末
絵本
シールブック
ファットブレイン
【意外と必要なもの編】
ストローマグ
ジップロック
子連れ飛行機にはいつも不安がつきものですが、だんだんと回数をこなせば慣れてきます。
そして子どもも成長してだんだんと飛行機もラクになるので安心してください。
ここで紹介した便利グッズを駆使して、楽しいフライトにしてくださいね♩
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