子どもを連れての飛行機って、ワクワクする反面、不安もいっぱいですよね。
「これって持っていくべき?」「機内でぐずったらどうしよう…」「なにか忘れそうで心配!」と悩むママ・パパも多いはず。
私自身も、娘が0歳の時から一緒に、国内線・国際線あわせて何度もフライトし、さらに元CAとして子連れフライトをサポートする側の視点としてもたくさん経験をしてきました。
そのたびに、「あのとき持ってきて本当によかった!」と心から思うアイテムがあったり、逆に「あれを忘れて大変だった…」という失敗もありました。
この記事では、そんなリアルな体験をもとに子どもの年齢を問わず、
飛行機に持っていきたい基本の持ち物と、持っていると安心な便利グッズをまとめました。

正直、子連れフライト成功のカギは事前準備にかかっている!と言っても過言ではありません。
これから子連れフライトを控えている方も、準備に迷っている方も、この記事を参考にして少しでも安心して旅を楽しんでもらえたら嬉しいです。
【必須アイテム】子連れフライト持ち物リスト
まずはお子さんの年齢問わず、機内でよく使う必須の持ち物をご紹介します。
オムツ交換用品一式


- オムツ
- おしりふき
- オムツ替えシート
- ビニール袋
私はいつもオムツは2時間に1回交換すると計算し、フライト時間に合わせて「必要枚数+予備1〜2枚」を用意します。
2時間のフライトなら機内で使う分として合計3枚もっていくイメージです。自宅〜空港、空港〜到着地までの時間も同様に計算し、必要枚数バッグに入れておきましょう。



すぐ取り出せるバッグに一式入れておくと安心!
ミルク・授乳アイテム


- ミルク
- お湯・湯冷まし
- 哺乳瓶
- 授乳ケープ
- ガーゼ・ウェットティッシュ
機内では客室乗務員さんに哺乳瓶とミルクの粉を渡して、必要な量を伝えるとミルクを作って持ってきてもらえるサービスもあります。お湯だけもらって自分で作ることももちろんOK!
あらかじめミルクを小分けにしておくか、キューブタイプ・液体ミルクなどを準備しておくと◎。
「すぐに飲ませられる状態」にしておくことが、フライトをラクにするコツです。


お食事アイテム


- 離乳食
- おにぎりなどの軽食
- おやつ
- パウチタイプのジュレ
- 食事用エプロン
- スプーンフォーク
- 手口ふき
お子さんのご機嫌を保つためにも、食事アイテムは忘れずに、そして多めに持っていくことをおすすめします。
赤ちゃんの場合はパウチ離乳食やおせんべいなどのおやつ、2〜3歳以上の場合は自分で持って食べられる小さめのおにぎりや干し芋などがおすすめです。
ウェットティッシュや小さなビニール袋も一緒にバッグに入れておくと安心です◎
水分補給アイテム


- ストローマグや水筒
- パウチタイプのジュレドリンク
機内は乾燥しがちなので、水分補給をこまめにしてあげましょう。
特に離陸・着陸のタイミングで、ストローで飲み物を飲ませると、耳抜きにも効果的です。
持っていくなら、倒れても漏れにくいストローマグやボトルがおすすめです!
着替えセット(親子分)


- 子供用の着替え(上下・下着)
- ママパパの着替え(Tシャツなど)
- ビニール袋(汚れ物用)
小さな子どもは、飲み物をこぼしたり、おもらししたり、嘔吐することも…。
そんなときに備えて、子どもだけでなく親の着替えも1セット用意しておくと安心です!
私は、かさばらない素材のTシャツなどを小さな圧縮袋やジップ袋に入れて、選んでコンパクトにまとめています。



娘にジュースをこぼされて、びちょびちょのシャツで耐え抜いたフライトもあったなぁ(遠い目)
寝かしつけアイテム
- 抱っこ紐
- おしゃぶり
- ぬいぐるみ
- お気にりのブランケットやタオルなど
長時間のフライトなら、少しでも子どもが眠れる環境作りが大切です。
抱っこ紐があれば、機内で寝かしつけもできて両手が空くので便利です。
機内で使う抱っこ紐は、スリングやベビーラップのような布製抱っこ紐がおすすめ!
バックルタイプの大きくてしっかり抱っこ紐と比べてコンパクトに畳めてかさばらず、つけたままでも快適なのがポイントです。


おくるみ


機内の室温は22〜26度程度に設定されていることが多く、赤ちゃんには寒すぎることも。
- 冷房対策
- 授乳ケープ代わり
- 寝かしつけ用
とマルチに使えて便利なので持っていくと大活躍します。



おくるみは三角に折って端を結べば簡易抱っこ紐にもなるんですよ!


おもちゃ


- 絵本
- ぬいぐるみ
- タブレット
- シールブック、塗り絵
- お絵描きボード
機内に持ち込むおもちゃは軽い、バラバラにならない、音が出ないものがおすすめです。
布絵本や仕掛け絵本、歯固め、ぬいぐるみなど小さめのおもちゃを複数持っていきましょう。



新しいおもちゃを1つだけ持って行って、機内で初めて遊ばせるのも効果的です!
その他搭乗に必要なもの
- 搭乗券
- パスポート(国際線のみ)
- 母子手帳
- 健康保険証
- 医療証など
万が一、機内や到着先で体調を崩してしまったときに備えて、子どもの医療情報がわかるものは必ず持っていきます。
まとめてファスナー付きのポーチに入れておくと、すぐ取り出せるし、紛失防止にもなって安心。
また、パスポートや航空券と一緒にまとめて管理しておくと、チェックインや入国審査もスムーズです。
【あると安心】子連れフライト便利グッズ
次に、子連れフライトをさらに快適に過ごすための便利グッズをご紹介します。
これらのアイテムは必須ではないものの、フライト中のお子さんの快適さや親の負担を軽減してくれるものばかりです。
長時間のフライトや予期せぬ事態にも対応できるように、ぜひ準備しておきましょう!
フットレスト


エコノミークラスの座席でも、ベッドのようになって足を伸ばせるのでぐっすり寝てくれるようになります。
有名どころではスーツケースタイプのJetkids、エアークッションタイプのFLY-TOTなどがあります。
個人的には荷物を増やしたくないので、エアータイプのフットレストがおすすめ。コンパクトなので持ち運びしやすいです。
我が家で愛用中のフットレストはこちら↓安くて軽いし、申し分ないです。


子ども用ヘッドフォン


機内エンターテインメントを楽しんだり、タブレットで動画を見たりするなら子ども用ヘッドフォンがあると便利です。
機内のイヤフォンだとサイズが大きかったり、音量が大きすぎて耳に負担をかけることも…。
キッズ用は、音量制限がついているものや耳に優しい設計になっているので安心です。


スナックケース


飛行機の中でおやつタイムは、子どもの機嫌を保つ大事な時間。
でも、スナックをそのまま袋で渡すとこぼれしていまし大惨事、なんてこともあります。我が家はありました。
そこでおすすめなのが、スナックケース。
特に、フタが柔らかく開閉できるタイプなら、子どもが自分で出し入れしながら遊び感覚で食べられるので、ぐずり防止にもなります!
食べすぎ防止にもなるので一石二鳥です。
オムツ替えシート代わりのペットシーツ
意外な便利アイテムがこのペットシーツ!普通のオムツ替えシートと比べて、
- 軽くて薄い
- 吸水力ばっちり
- 汚れたらそのまま捨てられる
という優秀アイテムで、私は、おむつ替えシート代わりや、万が一座席や床が汚れたときのために持ち歩いています。
レンタカーなどでチャイルドシートを汚したくない場合にも使えるので、旅行に持っていくと重宝しますよ。
子連れ飛行機の持ち物を決めるポイント
子どもとの飛行機に乗るとなると、漠然とした不安から「あれもこれも!」と荷物が多くなりがち。
そうならないために機内でお子さんがどう過ごすかを想像して、持ち物を厳選することがコツかと思います。
特に、フライトの時間帯と飛行時間の長さを考えて、必要なアイテムを絞り込んでいくと良いでしょう。
【朝〜昼発】起きている時間が長いフライトは「おもちゃ」を多めに


日中に出発するフライトは、お子さんは遊んで過ごすことが多いと思います。
退屈しないよう、シールブック、絵本、タブレットなどのおもちゃを中心にパッキングしましょう。
逆に、短いフライトならフットレストなどの快適グッズの出番は必要ない場合も。荷物を減らして身軽に移動しましょう!
【夜発】寝ている時間が長いフライトは「快適グッズ」を多めに


夜に出発する便では、子どもが寝る時間帯にかかることが多いです。
この場合は、快適に眠れる環境作りを重視して持ち物を選びましょう!
おすすめは、
- フットレスト
- ブランケット
- 抱っこ紐(寝かしつけ用)
など。
なるべくリラックスできるよう工夫しておくと、子どもも親もぐっすり休めます。
まとめ:子連れフライト成功は事前準備がカギ!
この記事では、元CAママとしての経験をもとに、絶対に外せない必須アイテムから、あると便利なおすすめグッズまで詳しく紹介しました。
フライトの時間帯に合わせた荷物選びも意識すれば、当日の負担をグッと減らせます。
しっかり準備して、親子で楽しい空の旅を楽しみましょう!






コメント