「もう限界…」そんな風に感じながら、今日もワンオペ育児を頑張っているママさんは少なくないはずです。
可愛いはずの我が子にイライラしてしまう自分に、罪悪感を感じたことはありませんか?
ワンオペ育児に疲れ果ててしまうのは、決してあなたのせいではありません。
一人で育児を担う「ワンオペ育児」は、今や社会問題とも言われるほど深刻です。
筆者の私も、一児の母としてそのつらさがわかります。
夫の長期出張が多く、私もワンオペ育児に苦しんだ時期がありました。一時は心身ともに疲れ、メンタルクリニックに通ったことがあるほどです。しかし、周りに頼ることで少しずつ回復していきました。
そこでこの記事では、ワンオペ育児で疲れた心を少しでも軽くするためのヒントをご紹介していきます。
毎日ワンオペを頑張る方の心が少しでも軽くなれば嬉しいです。
- ワンオペ育児で疲れて限界を感じている方
- ワンオペ育児のつらさを解消する方法を知りたい方
- つらい「今」この瞬間を少しでも楽にしたい方
ワンオペ育児で疲れてしまう原因とは?
物事が思い通りに進まないから
子どもとの生活は毎日が予測不能の連続です。
例えば、子どもがグズる、お昼寝をしない、ご飯を食べない。
計画通りにいかないことばかりです。
特に「きちんとやりたい」と思うママほど、うまくいかない現実にストレスを感じてしまいます。
ひとり時間がないから
1人で好きなことに没頭したり、リラックスしたりする時間が取れないことも、ワンオペ育児で疲れてしまうことの原因の一つ。
朝起きたときから食事の準備や子どもの身支度、掃除洗濯などの家事をこなしながら、1人の時間を確保するのは難しいことです。
子どもを代わりに見てくれる人がいないワンオペ育児では、四六時中子どもから離れられず、心に余裕を持てなくなります。
やって当たり前だと思われるから
「母親だから」「親として当然」と周囲から頑張りが評価されず、やって当たり前のことだとされる風潮があります。
毎日どれだけがんばっていても「みんなやっていることだから」と感謝や労いの言葉すらかけてもらえないとやはり辛いですよね。
育児の責任だけが自分1人に重くのしかかってしまい、孤独感や虚しさを感じることにつながります。
人に頼れず孤独だから
夫や両親などの身近な人に助けを求めることが難しい場合、「全て自分でやらなければいけない」と思いつめたり、孤独感を強く感じたりします。
子どもがグズっても、もう1人誰かがいれば交代したり話したりしてリフレッシュできます。
しかし、ワンオペ育児の場合は、1人で全てをこなさないといけないという孤独感を常に抱えています。
毎日同じことの繰り返しに感じるから
育児のルーティンは、起床から寝かしつけまでほぼ毎日同じ。
変化のない日常が続くことで、時間に追われる感覚や、閉塞感に苦しむことがあります。
わたしも昔は「明日もまた同じことの繰り返しか…」と憂鬱になっていました。
ワンオペ育児の?つらさを解消するためには
ワンオペ育児で限界を迎えているママにとっては、数時間の1人時間をもらったからといって解決するほど簡単な問題ではありませんよね。
それはワンオペ育児がつらい根本の原因は、もっと深いところにあるからです。
夫婦間のコミュニケーション不足や環境的要因、社会的システムなど、自分の努力だけでは改善できない問題も多いです。
ここではワンオペ育児の負担を減らし、つらさを解消するためのヒントをご紹介します。
周囲のサポートを受ける
まずは家族や友人、ママ友などの身近な人に「ワンオペ育児が大変でしんどい。助けてほしい」と伝えてみましょう。
ワンオペ育児の大変さは周りからは見えないものです。
夫や親などの身近な人であっても、「実は今つらいんだ」と言われないと気づかないこともあるでしょう。
正直につらいことを打ち明けて、少し休む時間を作ってもらってみてください。
リフレッシュ出来たらまた子どもと過ごす時間がきっと幸せなものに変わるはずです。
一時預かりやベビーシッター、ファミリーサポートを利用する
近くの保育園や子育て支援センターでの一時預かりやベビーシッターなどのサービスを利用してみませんか?
ママのリフレッシュ目的でも預けられる制度もあります。
「預けるのは気が引ける…」と思うママもいるかもしれませんが、ママだって人間。
ずっと走りつづけていては疲れてしまいます。
よ利用登録だけでも済ませておけば、いざ預けたいときにすぐ使えます。
まずはどんなサービスや支援があるのか、お住まいの市町村に確認してみてはいかがでしょうか。
家事の負担を減らして「頑張らない」ことを頑張る
育児と家事をすべて完璧にこなすのは無理!だからこそ「頑張らない家事」を決めましょう。
時短家電を使う
お掃除ロボットや調理ロボット、食洗機などの便利な時短家電で「頑張らない家事」を増やしませんか?
今や文明の時代。使えるものは使って少しでも休む時間を作りましょう。
料理は頑張らない!レトルトや冷凍食品を活用する
手作りご飯にこだわりたいというママもいると思いますが、心がつらいときには心に先に栄養をあげなくてはいけません。
レトルトやお惣菜、テイクアウトなどを活用して料理を頑張らない日を作りましょう。
洗い物も増えずに済むので一石二鳥ですよ。
家事代行サービスを利用する
家事代行サービスとは、掃除や洗濯、料理などの家事をサポートしてもらえるサービスです。
プロにいつもの家事をやってもらうことで「育児をしながら家事もこなさないと…」という焦燥感から解放され、心にゆとりが生まれます。
子どもにもいつもより優しくできるかもしれません。
今すぐできる!ママの心を楽にする方法
今この記事を読んでくださっている方のなかには「つらいけど、今頼れる人がいない。今すぐどうにかしたいのに…」
と悩んでる方もいると思います。
そんな方でもすぐに実践できる簡単なリフレッシュ方法をご紹介します。
イヤホンして家事育児をする
子どもの泣き声やイヤイヤを長時間聞いていると気が滅入りますよね。
そんな時はイヤホンをして家事や育児をしてみてください。
- 子供が起きていても「自分の時間」を作れる
- 子どもから目は離さないので安心
なので、育児中でもリフレッシュできますよ。
私は娘を寝かしつけるとき虚無感を感じないために、
イヤホンで好きな曲を聞いてリフレッシュしていました!
自分を褒めてあげる
もしあなたが親友から「ワンオペ育児がつらい」と相談されたら、なんて声をかけますか?
「いつも頑張ってるね」「ひとりで家事も育児もしてえらい!」「頑張りすぎないでね」
こんな風に優しい言葉をかけてあげるのではないでしょうか。
同じように優しい言葉をあなた自身にかけてあげてみてください。
小さなことに目を向けて、頑張っている自分を褒めてあげましょう!
その場で体を動かしてストレス発散
心が疲れてしまったり、イライラしたりした時は体を動かしてみませんか?
頭の中でぐるぐる考えていると突破口が見えなくなることがありますよね。
そんな時はその場でダッシュやスクワットなど簡単でいいので体を動かしてみてください。
モヤモヤしてるときに汗をかくとスッキリしますよ!
まとめ
この記事では、ワンオペ育児で疲れてしまったママに向けて、つらさを解消するためのヒントをご紹介してきました。
ワンオペ育児に限界を感じるのは決してあなたのせいではありません。
ワンオペ育児では1人の時間がないことや、周りに頼れないことなどが原因で、孤独感や閉塞感を感じてしまいがちに。
- 家族や友人に「つらい」と打ち明けてみる
- 一時預かりやベビーシッターなどを利用する
- 頑張らない家事を決める
などの方法を試して、少しでもストレスを減らせるよう工夫してみてください!
この記事が、毎日頑張るママさんの参考になれば嬉しいです。