2020年10月に開業したフェアフィールド・バイ・マリオット。
全国の道の駅に隣接した場所に続々とオープンし、いわゆる「素泊まり専用」のホテルとして地元の食や文化を楽しむ旅を提案していることで話題になっていますよね。
今回、フェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉に宿泊してきたのでレポートしていきたいと思います。
子ども(3歳)と夫、私の3人で泊まってきたので、子連れ目線でどうだったのかの個人的な感想も交えてご紹介していきます。
宿泊を検討されている方のお役にたてれば嬉しいです。
フェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉ってどんなホテル?
基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ホテル名 | フェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉 |
所在地 | 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4765-1 |
電話番号 | 0954-27-8655 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
アクセス | 長崎自動車道 嬉野ICから車で約8分 |
最寄り駅 | 西九州新幹線、嬉野温泉駅から徒歩3分 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
アメニティ | フェイスタオル、バスタオル、ハブラシ、カミソリ、くし |
食事 | ホテル内にレストランはなし 有料の朝食ボックスあり(要予約) |
周辺の観光スポット | 嬉野温泉、道の駅「うれしのまるく」など |
温泉施設 | なし(近隣の温泉施設を利用可能) |
ブランド | フェアフィールド・バイ・マリオット |
「フェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉」は、佐賀県嬉野市に位置するホテルで、マリオットグループが展開するフェアフィールド・バイ・マリオットのブランドです。
フェアフィールドは、マリオット系列でも手頃な価格と快適さを提供するホテルとして話題を集めていますよね。
ホテルにレストランや大浴場などがない代わりに、ホテル周辺の道の駅や周辺施設を利用し、その土地の食べ物や文化を楽しめるよう設計されています。
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトとは?
ホテルの周辺
ホテルから歩いて3分で嬉野温泉駅、その横に「道の駅 うれしのまるく」があります。
その奥に芝生の広場があったので、とりあえず子どもと走り回ってみました。
嬉野温泉は日本三大美肌の湯の一つ
佐賀県の嬉野は、日本三大美肌の湯の一つとして知られる温泉地で観光地としても人気があります。
館内には温泉施設はないものの、近隣の嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」へは車で約6分ほどの距離。
今回私たちはハウステンボスを目的とした旅行だったため残念ながら嬉野温泉へは行きませんでしたが、ホテルから徒歩3分の嬉野温泉駅ロータリーに無料の足湯や手湯があったので温泉気分を味わうことができました。
さすが日本三代美肌の湯。少しお湯につけただけでお肌がスベスベになりました!
次に来たら温泉めぐりをしたい!
ホテルまでのアクセス
佐賀県に位置するホテルですが、飛行機を利用するなら佐賀空港よりも長崎空港からの方が近いです。
GoogleMapでは
- 佐賀空港からホテルまで47km(約1時間4分)
- 長崎空港からホテルまで32.2km(約34分)
となっています。
Google Mapやカーナビにはホテル名ではなく「道の駅 うれしの まるく」を目標として向かうように公式HPにも注意書きがあります。
私たちは長崎空港から車でホテルまで向かったのですが、この注意書きを知らず…
ホテルの電話番号で検索をかけて目的地に設定した行き先で向かったところ、なぜか目的地が武雄温泉にピンされていました。
途中で気づき引き返すことに。これで20分ロスしました!
車で向かう方は注意してくださいね。
お部屋について
今回泊まったのはスタンダードタイプのキングサイズベッドのお部屋です。
部屋の広さは25平米とコンパクトながら機能的。木の温もりを感じるモダンなお部屋で居心地はよかったです。
部屋に入ると右手にオープンクローゼットとハンガー。
左手に洗面台、シャワー室、トイレがあります。
もし嬉野温泉が旅の目的の場合、部屋に浴槽はなくても良いのでシャワーで十分ですね。
しかし、低月齢の赤ちゃんがいる場合、狭いシャワー室で洗うのは大変だと感じました。
シャワー室にはリンスインシャンプー、ボディソープがあります。
「リンスインシャンプーは髪がギシギシになりそうだなー」と心配しましたが、思いの外使い心地が良くサラサラになりました!
洗面台はお部屋の中央にドーンとあります。
そのため洗面台でバシャバシャ顔を洗ったりすると床やベッドまで水が飛んでびちゃびちゃになるので注意が必要です。(私がガサツなだけかもしれませんが)
アメニティは歯ブラシ、コーム、カミソリがありました。
中央にシモンズ製のベッド、一番奥にソファがあります。
滞在中娘はソファとベッドの間でよく遊んでいました。
お水が2本とお茶やコーヒーがセットされています。
このほかにも1Fのパブリックスペースに行けばほうじ茶、緑茶、インスタント味噌汁などが無料でもらえます。
ミニ冷蔵庫と金庫もあります。
小学生以下は添い寝無料!ベビーベッドはなし
公式HPによると大人1名につき、小学生以下の子ども1名の添い寝が無料。
「予約する際は大人の人数のみを入力する」とのことで、そのように予約しました。
ベビーベッドの用意は無いので、赤ちゃん連れの場合大人が挟むように添い寝するしか方法はなさそうです。
ホテルのパブリックスペースが落ち着く
1Fロビーの先にはパブリックスペースがあります。
ホテルへの帰りが遅くなり子どもが寝てしまったので外食できず。電子レンジでコンビニのご飯を温めました。
コンビニのご飯大好き人間なので、ホテル内にレストランがなくても全然OKでした!
無料のコーヒーやお茶もあり、部屋に持ち帰れます。
同じく1Fには小さな売店や自動販売機があるので、小腹が空いたときやおつまみが欲しいときに購入することもできます。
フェアフィールドは多くを求めない子連れ旅行のベテランにおすすめ
個人的には、ホテル内での充実した設備やラグジュアリーな体験を求めてフェアフィールドに泊まる方はあまりいないのかなと想像します。
そのため温泉巡りなどのホテル周辺での経験が目的で宿泊する方にはぴったりのホテルだと思います。
私たちも今回の旅行はハウステンボスがメインだったので、ホテルでの体験はさほど重要視していませんでした。そのため夜はホテルでゆっくり休息を取れたという点では満足度は高かったです。
また、子連れでフェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉に訪れる場合に注意が必要な点は以下です。
- 部屋がコンパクトなため遊ばせる広さはない
- 小さい赤ちゃん連れだとシャワーは難しい
- ベビーベッドやキッズアメニティはない
乳幼児を連れている場合や「子連れ旅行は初めて」という場合など、子連れに優しい設備やサービスを希望する方にはフェアフィールドは難易度が高いかも?と思いました。
でも「子どもと旅行に行くことに慣れてるよ!」という子連れ旅行ベテラン勢には、とてもコスパの良いホテルだと思います!
まとめ
ここまで、フェアフィールド・バイ・マリオット佐賀嬉野温泉の宿泊した体験をレポートしてきました。
お部屋はコンパクトながら機能性は高く、パブリックスペースや無料ドリンクなどが充実していて3歳の娘と一緒でも快適に過ごすことができました。
ただ、低月齢の赤ちゃんと一緒の方や子連れ旅行初心者の方には、ホテルの設備やサービスが物足りなく感じる可能性はあると感じました。
そのため「素泊まりを基本とし、ホテルの外での体験や文化を楽しむ」というフェアフィールドのホテルのコンセプトをよく理解して宿泊することをおすすめします。