「子どもと一緒のフライトではなるべく快適に過ごしたい。でも子どもがグズってうまくいかない」という方も多いのではないでしょうか?
移動中、子どもにはゆっくり寝て体力温存してほしいですよね。
「子どもに機内でゆっくり寝ていてほしい」
「エコノミークラスだけど快適に過ごす方法はないかな?」
「子どもが足をブラブラさせてしまうのをどうにかしたい!」
このような悩みはありませんか?
私も娘がいますが、娘がひざを枕にして寝るので動けず体がバキバキに凝ってしまう、なんてことがよくありました。
そこで今回、「IFLYのフットレスト」を購入してみました。
この記事では
・IFLYフットレストとは?
・IFLYフットレストの使い方
・IFLYフットレストのメリットとデメリット
・他のユーザーの口コミ
を解説していきます。
元CAの私が、機内でフットレストを使う際の注意点も解説します。
知らずに乗ると「せっかく買ったのに使えなかった!」なんてことも。
子連れで飛行機旅行を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
IFLYフットレストとは?

IFLYフットレストは、空気で膨らませるタイプのフットレストです。
飛行機の中で使えば、
・子どもが足をブラブラしてしまう
・親がひざ枕をしてあげないと寝かせられない
・子どもが熟睡できない
といった悩みを解決してくれます。
飛行機ではもちろん、車や新幹線など様々な場所で使用でき、むくみ対策としても活用できる優れものです。
IFLYのフットレストの値段は¥2,199。(2024年10月時点)
他の類似商品は¥2,500〜3,000前後が多い印象なので、比較的手に入れやすい価格です。
高さは三段階に調整可能です。
【素材】 | PVC (ポリ塩化ビニル) |
【重量】 | 約400g |
【サイズ】 | 約43cm×幅:約30cm×横:約38cm |
【カラー】 | グレー、ブラック |

フットレストを使うときの注意点
フットレストが使えるのは離陸5分後〜着陸態勢に入る前までの間のみ

機内に乗り込んで早速フットレストを膨らませるのはNG!
フットレストが使えるのは、離陸5分後から着陸態勢に入る前までの間(リクライニングが使える時間と同じ)です。
理由は、緊急脱出の際の妨げになるからです。
そのためフットレストは離陸後、リクライニング使用OKのアナウンスが入ってから使いましょう。
フットレストを使えない座席は?

JALやANAでは、フットレストを使用できるのは「原則として窓側・中央真ん中席でのみ」としています。
使える座席が限られる理由は2つ。
- 緊急脱出のときの妨げになってしまうから
- 他のお客さんの通路の妨げになるから
機内でフットレストを使うことがあらかじめわかっていたら、座席指定するときに窓側か中央真ん中席をとることをおすすめします。
家族で並んで座っていても、通路側では使用できないこともあるため、注意が必要です。
フットレストの使用を断られるケースも

IFLYフットレストのようなオットマンタイプのフットレスト以外にも、
テーブルに引っ掛けて使用するハンモックタイプや
JET kidsなどの簡易ベッドタイプがありますが、ものによっては機内で使用できないこともあります。
特にハンモックタイプのフットレストは使用不可としている航空会社は多いです。(JAL,ANA,Peachなど)
理由は、テーブルにかけて使用することで飛行機の設備を破損するおそれがあるから。
テーブルの本来の使い方以外で使用すると、重量オーバーによりテーブルが壊れてしまいます。
そのため、飛行機で使うならハンモックタイプではなく、IFLYフットレストのようなオットマンタイプがおすすめです。
※参考※
ユナイテッド航空はいかなるタイプのフットレストも全席使用禁止です。
航空会社によってルールが異なるので事前に確認しておくと安心でしょう。
IFLYフットレストの使い方は簡単!
早速注文し、届いた商品はこちらです。

比較対象としてリモコンを置いてみました。コンパクトで持ち運びやすそうです。

中にはフットレスト本体と汚れ防止のカバーが入っていました。

膨らますときはまず2つある空気弁の黒い蓋から9割ほど空気を入れます。
9割ほど入ったら、黒い蓋を閉めて好みの膨らみになるまで空気を入れます。
この二つ目の空気弁は逆流防止弁付きなので簡単に空気量を調節できます。

本体はスウェードっぽい生地で、ベタベタせず肌触りが良いです。
ポンプを使わず、自力で膨らましたところ1分40秒で完成しました。
IFLYフットレストのメリット
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 子どもの簡易ベッドがわりになる
- 高さを変えれば使えるシーンが多い
IFLYフットレストのデメリット
- 大きい方の空気弁は空気が抜けやすい
黒い蓋のついた空気弁は逆流防止弁が付いていません。そのため空気を入れたらすぐに蓋をしないと空気がシューシューと抜けてしまいます。
でも逆に言えば簡単に空気が抜けるので、フットレストをたたむときは早くたためます。
- 航空会社によっては使用できない場合もある
IFLYのフットレストに限ったことではないですが、航空会社ごとにフットレスト使用に関する規則は異なります。
「全席で使用できない」「一部の席で使用できない」などルールは様々ですが、安全上の理由などからフットレストの使用を断られる場合もあります。
飛行機で使う前に、利用する航空会社に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事ではIFLYフットレストの使い方やメリット・デメリット、機内でフットレストを使う際の注意点を紹介しました。
IFLYフットレストは
・コンパクトで持ち運びしやすい
・空気を入れるだけ!2分以内で設置可能
・足元において子どもの簡易ベッドがわりにできる!
などのメリットがあるとわかりました。
ただし、航空会社によっては使用できない席や便があるため、注意が必要です。
機内でIFLYのフットレストが使って体力温存できれば、旅先でしっかり動けますね。
今後子どもと飛行機に乗って実際に使ってみた感想も追加していく予定です!

