2歳頃になると、「そろそろトイレトレーニングを始めるべきかな?」と感じる方も多いと思いのではないでしょうか?
でもいざトイトレをやろうと思ってもわからないことって多いですよね。
「2歳のトイトレってどんな感じで進めたらいいのかな?」
「子どもがトイレに行くのを嫌がる…」
「他のお家ではどんな風にやってるのかな?」
など、他のお家のトイトレ事情も気になりますよね。
そこでこの記事では、我が家の娘が2歳10ヶ月でトイトレを完了するまでの半年間で
- 試した方法4つ
- 用意したトイトレグッズ
- 気をつけていたこと
をご紹介します!
実際に試してみて効果がなかったと思う方法や大事だと思ったポイントもお話ししていきます。
2歳のトイトレってこんなことをしてるんだ〜と少しでも参考になれば嬉しいです!
トイトレ開始の目安は2歳~3歳
トイレトレーニングを始めるのは一般的に2歳〜3歳が多いとされています。
開始できる目安は以下です。
- 排泄の間隔が2時間以上あく
- トイレまで自分で歩いていける
- 簡単な言葉で意思表示ができる
娘はこれらを全て満たしていた2歳4ヶ月頃にトイトレを開始しました。
トイトレを始めるにあたって気をつけたことは
- トイトレ中に旅行や長時間のお出かけなどの予定を入れない
- オムツはいつか卒業できるから焦らない
- 失敗しても怒らない
の3つです。
トイトレは子ども本人のやる気も大事ですが、親の心の余裕も非常に大切です。
急かす必要がないよはうに予定は詰め込まず、とにかくゆる〜い心持ちで行い、失敗しても怒ったりイライラしたりしないよう心がけていました。
【2歳のトイトレ】用意したグッズ
①補助便座
まずトイトレでは必須といえる補助便座。
我が家では「リッチェル ポッティス補助便座KN」 ¥3,850(税込)を買いました。
これを選んだ理由は2つ。
・シンプルなデザイン
・またがないタイプなので大人用に移行しやすいから
キャラクターの補助便座を買ってやる気をアップさせるという方法もあります。
しかし、当時娘は好きなキャラがまだ定まっていませんでした。あとから「やっぱりこのキャラクターいやだー!」と気が変わってしまうのを防ぐため、あえてシンプルなデザインのものを選びました。
また、前にハンドルがついているようなまたがるタイプの補助便座を選ばなかった理由は、
・毎回パンツとズボンを完全に脱がないといけない
・ハンドルがあるため、座るときは大人が補助してあげないといけない
というデメリットがあるからです。
補助の楽さとトイトレ後の大人用トイレへの移行を考えた上で、このリッチェルのまたがずに座れる補助便座を選びました。
娘もシンプルなデザインで嫌がることなく使ってくれていますし、踏み台を使ってひとりで便座に座ることができます。
今まで使ってみて、大きなデメリットがなく買って正解だった!と思うアイテムです。
②踏み台
トイトレにおいて踏み台は欠かせないアイテムの一つです。
踏み台を使うことによって
・自分で座れるようになる
・踏ん張りやすくなって排泄がスムーズになる
というメリットがあるからです。
折りたためるタイプの踏み台は「子どもが指を挟んでケガをした」という事例がありました。そのため我が家では折りたたまないタイプを探しました。
↓ケガをした事例の詳細が気になる方はこちら↓
樹脂製の折りたたみ式踏み台での指挟みに注意-乳幼児が手指の先を切断する事故が発生しています-(発表情報)_国民生活センター
出来ればトイトレ後も使えて、頑丈な踏み台がいいな〜と探していたらこちらの踏み台を見つけました。
タンスのゲントイレ 踏み台 耐荷重200kg トイレステップ 2way トイレトレーニング 足置き 子供 トイレ台〔72600022〕 ¥4,999(税込)
この踏み台は、トイトレ後は半円の板を取り付ければ大人も使える踏み台になるという優れものです。トイトレが終わっても子どもが洗面所などで使えると思い購入してみました。
実際使ってみると安定感があり、200kgの耐荷重で大人でも使えて便利なアイテムです。
欲を言うならば、高さの調整ができたらもっといいな!というくらいで、他に大きな問題はなく娘も気に入って使ってくれています。
③布パンツ10枚
トイトレを始めるときにトレーニングパンツ(いわゆるトレパン)を最初に購入する方もいると思いますが、うちは購入しませんでした。
なぜかというと、トレーニングパンツの何層にもなっている構造上、洗濯後乾かすのに時間がかかって面倒だという理由と、ほんの一時しか使わない用途の限られたアイテムを増やしたくないと言う理由からです。
そのためまず普通の薄い布パンツを10枚購入しておきました。
結果、保育園の着替え用とお家で使う分、洗い変えも含めてパンツは10枚あれば十分でした。
【2歳のトイトレ】試した方法4つと効果の有無
トイトレ休止期間も挟みながら半年間続き、すんなり成功とは行かなかった娘のトイトレ。試行錯誤を繰り返しオムツ卒業までに至りました。
ここではその期間に試したことを全てご紹介します。あくまで我が家の場合ですが、効果のあったのかなかったのか、判定して振り返っていきます。
①しまじろうのトイレグッズでトイレに慣れる→効果アリ
我が家は一時期しまじろうのこどもちゃれんじを購読していたのですが、2歳頃になると「トイレちゃん」という可愛いキャラクターがトイレを誘う内容のおもちゃが届きました。
このおもちゃは娘に大ヒット。トイレに連れて行ってしまじろうをトイレさせるという遊びを通して「おしっこやうんちはトイレでするもの」とすり込ませました。
その結果、トイレに行く→座る→おしっこ、うんちをする→流すという一連の行動を理解できるようになりました。
しまじろうとトイレちゃんに限らず、ぬいぐるみや絵本を使ってしてトイレの流れをなんとなく説明しておくことはトイトレの前段階でおすすめです。ぜひやってみてください!
②ご褒美シール→我が家は効果ナシ
トイレでおしっこできたらご褒美としてシールをあげるという作戦です。
トイレでおしっこできたら好きなキャラクターのシールが貼れる!とトイトレのモチベーションを上げてくれます。
我が家では、手作りのご褒美シートを作ったのでシールを貼らせてみることにしました。しかし娘にはあまり効果は見られず…。
最初こそ喜んでトイレに来てくれましたが、気づけばトイトレが目的でなく、シールを貼るためだけにトイレに行くことが増えていき…
最終的には、トイレに座れたらシールを貼ろうよ!と誘っても「いかない」と飽きてしまった様子。
我が家ではご褒美シールはトイトレ成功に直結する効果はあまり得られませんでした。
③巷で流行っている!?いきなりパンツにする方法→我が家は効果ナシ!
「トイトレのやり方」で検索すると「オムツからいきなりパンツにしたら1週間でおむつが外れた!」なんていう情報を目にすることが多々ありました。
特に夏場は、ズボンなどを履かせずにパンツだけにしておけば後始末も楽ということから、いきなりパンツに移行する方もいるようです。
その情報を鵜呑みにし、2歳8ヶ月になった夏「いきなりパンツ作戦」を決行してみました。
結果的に娘はもらしてしまい、ショック大泣き。「次はトイレでおしっこしようね!」とポジティブな言葉をかけることを意識して3日ほど続けてみました。
しかし、娘はお漏らしを繰り返し自信をなくす一方…
それを見るのが辛かったこと、掃除が地味に大変だったこともあり3日で辞めることにしました。
ソファで漏らさないかずっとハラハラしてました…
この方法を試す方は、
・一日何回ものお漏らし+それに伴う掃除と洗濯
・作戦決行中はほとんど外出ができない
という覚悟と「短期間で一気にオムツを卒業させる!」という気合を持って挑んでみてください。
私にはその覚悟が足りませんでした!!
④トイレを嫌がる理由をきちんと聞いて寄り添う→一番効果アリ!
あの手この手を使ってトイトレに挑戦してきましたが、「トイレを嫌がる娘の話を聞いて寄り添う」、我が家ではこれが一番効果がありました。
2歳10ヶ月の頃、トイレに座りたがらない娘に理由を聞いてみたことがありました。
「トイレ行きたくないのはどうして?」
『こわいから』
「何が怖いのか教えてくれたらママが手伝えるよ。何が怖い?」
『わかんない』
こんな感じで、娘も漠然とトイレが怖いと感じているものの言語化できずに困っているようでした。
そこでトイレを嫌がる原因になるであろう全てのことを私が言葉にして代弁してみました。
「まずトイレに行くまでの廊下は暗くて怖いよね」
「トイレは大きい音がするから怖いよね」
「トイレの蓋を開けたら大きな穴があって怖いよね」
「流すときも吸い込まれそうで怖いよね」
「流すときの音が大きくてびっくりするよね」
大人からしたら「そんなことで?」と思うようなことでも、娘が怖いと感じる可能性のある全てのものを言葉にしてみました。
そして
「トイレに行く前にママが廊下の電気を明るくしておくから怖くないよ」
「トイレ流すときにはうるさくないようにママが耳を塞いであげるよ」
など、こわくならないようにママがどのように手伝うのか、解決策を話しました。
すると「ママが気持ちをわかってくれた!」と感じ不安が解消されたのか、「明日からトイレ座る!」といってその言葉の通り翌日トイレでのおしっことうんちが成功したのです。
そこからオムツ卒業までは一瞬でした。
子どもの言語化できないトイレへの恐怖心を代弁してあげる、そしてその気持ちに寄り添う
という、ごく普通にも思えることが娘をトイトレ成功に導いてくれました。
トイレを嫌がる理由というのは子どもによっても違うでしょう。しかし親が自分の気持ちをわかってくれる!という安心感があれば勇気を出して一歩踏み出せるのかもしれません。
【2歳のトイトレ】まとめ:子どもの気持ちに寄り添うことが一番大切!
この記事では我が家の2歳のトイトレ完了までを振り返りながら、購入したグッズと試した方法4つを効果の有無と一緒にご紹介してきました。
補助便座や踏み台などのトイトレグッズは、トイトレ卒業後も長く使えるものや、1人でトイレに行けるようなものを選びました。事前にメリットやデメリットを比較して購入するのをおすすめします。
また、いろいろなトイトレ法を試した我が家でしたが、結局は子どもの気持ちに寄り添って、まだ言葉が足りない子どもの気持ちを代わりに表現してあげることが一番効果的でした。
2歳といえどきちんとお話しすれば意外と理解できるんだな…と驚きましたが、我が家ではこれがトイトレ成功への一番の近道でした。
昼間のトイトレは完了していますが、夜はまだ完全にオムツが外れていない娘。これからも2歳のトイトレは続きます。
トイトレ中の方、ぜひ一緒に頑張りましょう…!