雨の日は外遊びが出来ず、子どもはお家で退屈しがち。
「2歳だと体力もついてきて一日中家だと飽きてしまう」と悩むママも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、【2歳児が雨の日でも楽しめる遊びのアイデア10選】をご紹介します。
この記事はこんな悩みがある方におすすめ!
「雨の日、子どもとどう過ごせばいいかわからない」
「2歳の子どもと楽しく遊べるアイデアを知りたい」
「なんとか子どもの体力を削って昼寝させたい」
この記事を読めば
- 2歳児の発達の特徴
- 雨の日でも子どもと楽しく遊べるアイデア10選
- 室内で体力を発散させる方法
- 雨の日の過ごし方のポイント
がわかります。
お家にあるものや簡単な準備だけでできる遊びを紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
遊びのバリエーションを増やし、雨の日でも子どもと楽しく過ごしましょう!
2歳児の発達の特徴とは
2歳頃の子どもは、言語能力や運動能力が急速に発達していく時期です。
「魔の2歳児」なんて呼ばれることもありますが、子どもは周りを見ながらたくさんのことを吸収して一生懸命自分を表現しています。
では、具体的に2歳児の発達にはどのような特徴があるのか、またどのような遊びを取り入れたら良いかも解説します。
言語能力
言葉の理解や表現が広がり、簡単な会話ができるようになります。
「ワンワン、きた」などの二語文や、「ママ、ジュース、のみたい」などの三語文を話し出す子もいます。
また「これなぁに?」「なんで?」など尋ねることが増えてきます。
一言で返事するだけでなく、「赤くてまるい風船だよ。ふわふわ浮かんでいるね」などと具体的に返事をしてあげると少しずつ子どもの語彙力や知識も広がっていきます。
おままごとなど、会話を交わす遊びを取り入れて実践してみてください。
運動能力
走る、ジャンプする、といった基本的な動作ができるようになります。
雨の日は環境が制限されて子どもがイライラしてしまうことも。室内でも体を思い切り動かせる遊びを取り入れてエネルギーを発散させてあげることが大切です。
自我の発達
自己主張がだんだん強くなり、「イヤイヤ期」に入る子も多いです。 好奇心が旺盛で、「自分でやってみたい!」という意思が強くなるころ。
なるべく子どもの意思を受け止め、できることはさせてあげるようにしましょう。そうして「自分でできた」という達成感と成功体験を積み上げていくことで、次に何かにチャレンジするときの自信につながります。
遊ぶときも、親主導ではなく子どもが自由に遊びを選べるように工夫してみましょう。
2歳児と雨の日にできる遊びのアイデア10選
ここまで2歳の子どもの発達と遊びの取り入れ方について解説しました。
次に具体的な遊びのアイデア10選をご紹介します。
【2歳児と雨の日にできる遊び】体を使った遊び
風船遊び
軽くて当たっても痛くない風船は室内で大活躍のアイテムです。
- バレーボールのように遊ぶ
- 親と子どものお腹にはさんで割れないように運ぶ
- カゴに投げて入れる
など風船遊びはバリエーションも豊富です。
風船に空気を入れて結ばず手を離してブーっと鳴らすだけでも大喜びすること間違いなし!
ダンボール列車
大きなダンボール箱を使って、列車ごっこをする遊びです。親が引っ張って子どもを乗せて遊ぶのはもちろん、ダンボールをいくつかつなげて列車のようにして遊ぶこともできます。
ダンボールを「バス」「船」「飛行機」などにいろいろな形に見立てて遊ぶことで想像力も養うことができるでしょう。
トンネルや橋を作ってそこを通る列車ごっこで、体を動かしてエネルギーを発散しましょう。
親子ヨガ
親子で動画を見ながらヨガをする遊びです。簡単なヨガのポーズを取り入れ、親子で一緒に体を動かします。
子どもの体の柔軟性やバランス感覚を高めながら、スキンシップの時間としても楽しめますよ。
かくれんぼ
事前準備がいらないかくれんぼは、すぐに遊べる王道の遊びですよね。
見つかっちゃうかも!というドキドキを体験したり、ここなら隠れられるかな?と空間を把握する能力もつけられます。
子どもが普通のかくれんぼに飽きたら、おもちゃやぬいぐるみを隠して探す「おもちゃかくれんぼ」もおすすめです。
お風呂で水遊び
お風呂場なら天気に左右されずカンタンに水遊びが楽しめます。
- ペットボトルなどの家にあるものを使って水を移し替える遊び
- 色水を作って水の色を変える遊び
などの他にも、
小さなおもちゃを氷に閉じ込めておいて、それを溶かして遊ぶ
というのも盛り上がるのでオススメ。
ジップロックなどに水とおもちゃを入れて凍らせておき、凍ったら氷をかち割ったりして楽しめます。
あるものでボーリング
家にあるペットボトルや紙コップをピンに見立てて並べ、ボールを転がして倒すボーリングごっこ。
手軽に準備でき、何度も繰り返して楽しめるため、集中力やコントロール力も育てられます。
- ペットボトルにお米や水を少し入れて重さを調整する
- 難易度を上げてピンの数を増やす
- ストライクを目指してチャレンジする
など、だんだん難易度をあげて楽しんでみてはいかがでしょうか。
【2歳児と雨の日にできる遊び】頭や手先を使う遊び
パズル
ピースを組み合わせて絵を完成させるパズルは、頭と手先を使うので2歳にピッタリの知育遊び。
- 初めて挑戦する子にはまずは5〜10ピース
- 多少パズルの経験がある子には10ピース〜
- パズルが得意な子には30ピース
など難易度を少しずつあげて楽しめます。
お絵描き
クレヨンや色鉛筆を用意して、紙に自由にお絵描きしましょう。
模造紙などの大きな紙や、ダンボールに描かせてみるなど、普段と違うキャンバスを用意するのも飽きさせないポイントです。
塗り絵
子どもが好きなキャラクターや動物など、好きなテーマで塗り絵を楽しみましょう。
集中力を高めてくれ、手先の器用さやコントロールする力を身につけることができます。
無料で塗り絵の素材をダウンロードできるサイトもあります。印刷して活用してみてください。
おやつ作り
雨の日は、子どもと一緒におやつを作ってみるのはどうでしょうか。
クッキーを好きな形にくり抜いたり、パンケーキの材料を混ぜたり、簡単な作業をすることで五感が刺激されて楽しい経験になります。
作ったおやつを親子で食べるのも楽しい時間。自分で作った!という達成感を味わうこともできるお菓子作りは、自分でやりたい盛りの2歳児におすすめ。
2歳児との雨の日の過ごし方のポイントとは?
1日のリズムを崩さない
まず大切なのは、雨の日でも通常の生活リズムを崩さないことです。
2歳児は規則的な生活に安心感を感じやすいので、いつも通りの食事や昼寝、遊びの時間を保つようにしましょう。
例えば、朝はいつも通りの時間に起き、少し体を動かす時間を確保してからお昼ご飯へ。午後の昼寝も通常通りに入ることで、子どもも安心して過ごせます。
雨だからといってダラダラと過ごすのではなく、普段のルーティンを意識することで、スムーズに1日を乗り切れるでしょう。
遊びのバリエーションを持たせる
雨の日は外で遊べない分、室内での遊びのバリエーションが重要です。
2歳児は集中力がまだ短いので、同じ遊びだけでは飽きてしまいます。例えば、パズルやブロックで静かに遊ぶ時間を確保した後は、ダンスや風船遊びなど体を動かすアクティビティを取り入れると良いでしょう。
遊びの合間に絵本の読み聞かせや歌の時間を挟むなど、動と静のバランスを取ったスケジュールを作ることで、子どもも飽きずに1日を過ごすことができますよ。
あえて雨の中で外遊びさせる
ここまで室内で遊ぶアイデアをご紹介してきたのに「雨なのに外遊び?」と思うかもしれません。
ですが、雨の日でもあえて外で遊ぶのはこの時期の子どもにとっては良い刺激になるのでおすすめです。
水たまりを跳ねたり、カタツムリを見つけてみたり雨の日にしかできない遊びもありますよね。
カッパや長靴を履かせて自由に雨の中を歩けることで子どもも気分転換ができ、体力を消耗できるというメリットもあります。
室内で遊ぶことに飽きたら、ぜひ雨の中で遊んでみてください。
まとめ
この記事では、2歳の子どもと雨の日に楽しめる遊びを10選ご紹介しました。
家にあるものや簡単なアイデアで、子どもが飽きずに1日を過ごせるようになります!
日々のルーティンを守りながら、遊びのバリエーションを持つことが雨の日を乗り切るポイントです。
ぜひこの記事を参考にして、憂鬱になりがちな雨の日も子どもと楽しい時間を過ごしてみてくださいね。